ライトウルフ

オペレーターのセンターシートとバックカメラによる全方位の視界に加え、パーク作成のための特別な機能を備えています。

標準車両に比べて、ブレードとティラーの可動域が２倍以上に広がり、カスタム設計のXブレードで正確なカッティング、傾斜計がパーク機能を完璧に実行します。

プリノートの自動式ウィンチなら、急斜面も問題ありません。どんな状況下でも頼れるウィンチを使用することで、オペレーターはブレードとティラー操作に集中することができます。ウィンチのピボットは車両の中央にあり、牽引方向に関係なくニュートラルな操作を保証します。

3つのモード（オート/エコ/マニュアル）で操作でき、最大牽引力は4.5トンです。オペレーターは牽引力や作業速度を優先させることができます。ドラムとプーリーの半径が大きいため、ケーブルへの負担が少なく、摩耗を防ぎます。さらに、付属のロールアウトシステムにより、簡単にウィンチケーブルを引き出すことができます。

ライトウルフは、広いトレイルを持つノルディックセンターに最適です。クラシカルコースでは、パワーティラーとノルディックライナーを装着することで、世界大会基準を満たすコースを完璧に仕上げます。

2枚または4枚のトラックセッティングプレートとトラックティラーは、それぞれ独立して使用できます。軌跡の条件と状態に応じてベストな位置と面圧を調整します。

スケーティングフィニシャーは、アルペンティラーよりも横幅が小さく、コーデュロイのような細長い軌跡を作り出せます。

MTU製の13ℓ直列6気筒エンジンは、最大トルク2600Nmで530馬力を出力し、いつでも必要な性能を発揮します。

SCR触媒コンバーター、酸化触媒、ディーゼル・パティキュレートフィルターを備えた排気処理システムは、排出ガスを最小限に抑えます。

低排出ガス
世界最高基準の第5次ディーゼル排出ガス基準に準拠したマシンです。ディーゼルに加え、HVO、GTL、BTLでもエンジンに改造を加える必要なく走行可能。 標準的なディーゼルにこだわるも良し、代替燃料を模索してC02をさらに最小限に抑えることもできるのです。

カスタムインターフェース
カスタマイズ可能なプリノートのコントロールユニットは便利で実用的です。オペレーターは、好みのショートカットや車両設定でユーザーインターフェースを独自にカスタマイズできます。操縦桿を握るたびに、関連する設定がRFIDキーに保存され、始動プロセスがより速くなります。

ワンタッチ
12インチの見やすいタッチスクリーン。画面は傾斜可能で、リアビューカメラの表示は、画面上で大小に変更できます。そして最も重要なのは、クイックアクセスページ、エンジン、ティラー、ウインチなど、マシンに関する重要な詳細が常に表示されていることです。

快適な操作
独自の”ジョイスティック・イン・ジョイスティック”デザインにより、正確なコントロールと同時に刃を動かすことができます。人間工学に基づいたジョイスティック・ハンドレストにより、スムーズで快適な操作を何時間も続けることができます。反応時間が短縮されたことで、ブレードの動きを感じやすくなり、精度と快適性が向上しました。

全機種共通の操作性
全ての第５次規制車両には共通の操作システムを搭載しており、オペレーターが頻繁に車両を乗り換えても同じように操作できる利点があります。

静かでゆったり、洗練された空間
広々として静かなキャビンは、足元スペースもゆったり。ウィンドスクリーン、サイドウィンドウ、足元ヒーターが標準装備され、一体型サンルーフで新鮮な空気を取り入れることができます。オプションで全自動空調を装備することもできます。

全てを見渡せる操縦席
標準装備のセンターシートと傾斜式タッチ画面のおかげで、全方位の優れた視界を得られ、オペレーターは左右のどちらのドアからでもマシンに乗り降りできます。同乗者がゆったり座れるフルサイズのレカロ製シートも追加され、史上最も快適なシートが完成しました。

パワーティラーは作業幅4.5mに対応し、短時間でより広範囲の斜面を仕上げられます。

特許取得済みの平行オフセットを備えたライトウルフ独自のリアアタッチメントフレームにより、ティラーは中央から左右に最大45cm動きます。設定は３通り:自由追従、ロック、平行オフセット

フィニシャーコームを進行方向と平行に保ちながら、履帯の外側で作業することで、作業が容易になり、仕上がりが良くなります。オフセット機能によりサイドヒルでの安定性も向上します。ティラーを障害物に近づけたり、前の軌跡と重ねることができるため、合理的な作業が可能です。

サスペンションを上下に動かし、接地圧を調節します。雪面にあたるクロスリンクの数を増減させることで、登坂力や操作性を向上させ、車両部品の負荷を軽減することができます。フロントとリアはそれぞれ独立して作動するため、オペレーターは状況や場所に応じて圧雪車のサスペンションバランスを決められます。

カッターバーの大きさはライトウルフと同階級の車両では最大級で、短時間でより広範囲の雪面を仕上げることができ、燃料消費を抑えます。